鶴の恩返し

むかしむかし、貧しいですが心の優しいおじいさんおばあさんがいました。
ある寒い雪の日、おじいさんは町へたきぎを売りに出かけたところ、田んぼの中で罠にかかった一羽のを助けました。
 
その夜、おじいさんおばあさんを助けた話をしていると、トントン、トントンと戸をたたく音がしたので扉を開けると、大雪の中にかわいらしいが立っていました。
は「道に迷ったので泊めていただけませんか」と頼んできました。
おじいさんおばあさんは、布団も食べ物もありませんがこんなところでよければと泊めてあげました。


娘さんは、御礼をしたいので、この奥の部屋を絶対に私が良いというまで、開けないでくださいと言いました
おじいさんはそう言われれば見たいもので、そっと部屋を開けてみました

そうすると、鶴が「俺や 俺や 金持って来い」と電話をしていました
おじいさんは思いました あれは 鶴やなくて 詐欺 だった

まだあります

そうすると、鶴が「紙をまき散らしていました」
おじいさんは思いました あれは鶴やなくて 和紙(鷲)だった

そうすると、鶴がマイクを握ってこぶしを利かせて「川の流れのように」を
歌っていました
おじいさんは思いました あれは鶴やなくて ひばり だった

そうすると、鶴が荷物を持ち出していました
おじいさんは思いました あれは鶴やなくて ペリカン だった

その他

皆で鍋を囲んでいた ⇒ かも
建築工事をしていた ⇒ とび
アンデスの笛で演奏していた ⇒ コンドル
港を眺めていた ⇒ カモメ
電車が走っていた ⇒ ゆりかもめ
桃太郎一家と一緒にいた ⇒ キジ
綺麗な羽を広げていた ⇒ クジャク
3人が漫才していた ⇒ ダチョウ
バレーを踊っていた ⇒ 白鳥
赤ちゃんを抱いていた ⇒ こうのとり
一本足で立っていた ⇒ フラミンゴ
佐渡島に来ていた ⇒ トキ
福岡ドームで野球の格好をしていた ⇒ 鷹

あり

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